きづのもり KIZUNOMORI

ストーリー

STORY 1.「ミル弁の奇跡(軌跡)」

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努力は報われる、その言葉の意味を知った。人の温かさを感じ、何度も涙をながした。 木津川市の魅力を伝えたい。その一心で突き進んだ始めの一歩は、自分たちの足元を確認することからだった。 木津川市の魅力。初めに思い浮かんだのは、「伝統野菜」。けれど、木津川市民でさえその魅力に気づいている人は少ない。そこで、私たちは木津川市の野菜の美味しさが伝わる商品を開発し、多くの人に木津川市の魅力である野菜を知ってもらおうと思った。アイデアを出し合い、たどり着いたのは、色んな具材と野菜を重ね合わせてつくる「ミルフィーユ弁当」、略して「ミル弁」。カラフルな見た目から、SNSでも話題を呼んでいた。私たちの商品もSNSで拡散してもらい、木津川市に興味を持ってもらえることを狙った。

いよいよミル弁企画が走り始めた。木津川市全体で盛り上がらなければ意味がない。何か良い方法はないのか?議論をかさね、でてきたアイデアは“グランプリ!!”。11月3日「お茶の京都博 ~へうげもの茶宴 in みかのはら~」にて市内飲食店10店舗がオリジナルミル弁を販売し、競演するという企画だ。絶対これは面白くなる。先ずはルールを明確にすることから始めた。ところが、これが一筋縄ではいかない。野菜の魅力を伝え、競演として納得してもらえるルール、何度も悩み、話し合った。飲食店の方にヒアリングもおこなった。わざわざ大学まで足を運んでくださる方もいた。

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私たちの想い、お店の方の想い、互いに譲れない点がある。みなさん真剣に私たちと向き合い、本音で話してくださった。まるで私たちを仲間として認めてくださったようで嬉しかった。そんな風にみんなの想いを詰め込み、どんどん進化した「ミル弁」企画。その熱意が市役所、商工会の方にも伝わり、ついに「ミル弁グランプリ」の開催が決定、目指すはお茶の京都博になった。

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この企画を絶対に実現したい!すぐに参戦店舗を募集した。しかし、現実はそんなに甘くなかった。それでも、諦めるわけにはいかない。自作のチラシを握りしめ、私たちは協力してくださる店舗を探し、木津川市内を駆け巡る、駆け巡る!容赦なく過ぎ去る日々、集まらない店舗。「もう駄目かもしれない」。私たちの企画に暗雲が立ち込め始めたその時、『木津川市の魅力を一緒に伝えたい』『頑張る若者を応援したい』。少しずつ、手を差し伸べてくれる人達に出会った。一人、また一人と協力してくれる方が現れ、ついに10店舗の協力を獲得することが出来た。企画が頓挫する一歩手前まで行ったが、それでも諦めなくて良かったと思った瞬間だ。多く方の期待を背に、私たちは広報や、取材に力を入れ、当日に向けた準備を進めていった。

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そして迎えた「お茶の京都博」。ミル弁ブースは開店後まもなく行列ができるほどの人気ぶり、すぐに完売が続出した。ここにたどり着くまで多くの方の協力があった。だからこそ、こんなにも大きく期待されるものに育っていたのだ。「ミル弁が無くなるのが早い」「もっと用意して欲しかった」などの声をいただいた。「グランプリ」は、みんなの想いを形にした審査基準で決定。全てのお店の方から「ありがとう」という言葉をいただいた。お礼を言うのは私たちの方だ。「本当に、本当にありがとう。」木津川市の美味しい野菜を知ってもらいたい、そんな願いから始まった「ミル弁」企画。こうして多くの方に支えられ、無事に終えることができた。協力していただいた全ての方に感謝の気持ちを伝えたい。だから、私たちはこれからも、木津川市を盛り上げるために走り続ける

10店舗 ミル弁ストーリー

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一言

「木津川市の魅力を一緒に伝えたい。」「頑張る若者を応援したい。」応えてくださった10店舗の皆さん。こうして第1回「ミル弁グランプリ」にこぎつけました!私たちに協力して頂いた、皆様との歩みを以下に紹介!ぜひご覧ください。


STORY 5.~ STORY 16.Coming soon ‼ 「ちょっと待ってね」